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リンクするもの

まるで違うのに
不思議とリンクしているモノがある。

例えば
沖縄の壷屋焼。
戦争で多くの資料が無くなってしまい
現在も研究途中の焼物

一方、戦前の日本映画。
これも同じく戦時中
物資不足のためフィルムは溶かされ
また戦災で失ったり、戦後海外へ流出。
国内にはほぼ残ってなく
巨匠達の傑作の多数が
いまだ行方不明。

そして先日の先生の話。

仁清の窯跡。
仁和寺前に石碑があるが
あれは違っていてもっと住宅地の方らしい、とのこと。

住宅地の方?
あそこには伊藤大輔の大きな邸宅があり
相続の関係で売ったようですが
今は住宅地になってるし

また乾山の窯跡は
鳴滝の小高い山との話。

鳴滝といえば、山中貞雄
小高い山?音戸山しかあるまいに。
音戸山には山中を含む
映画人のグループ”鳴滝組”のリーダー
八尋不二の家があったところ。

そういえば
今思い出しました
山中貞雄が初めて書いた脚本が
「三条粟田口」
京焼のはじまりは、粟田焼。

焼物と映画
意外と近いかも。
by omocha_y | 2006-10-01 09:57 | 日々


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